秋山羊子2ndアルバム『ピラニアの棲む湖』レコ発ライブ@STAR PINE'S CAFEの後、高円寺のヒトソラで行われた栗原葉子さん写真展クロージングイベント『透明に近づく夜』。
葉子さんの写真をバックに、キーボードが配置され、昼間のライブとは違った自由な雰囲気。おいしい料理をつまみながらフリースタイルで好きな場所で楽しめて。
『コロッケパン』から始まったライブ。途中、お客さんのリクエストでなんちゃって『100万本の薔薇』を歌ったり、短いながらその場でいろいろなものを紡ぎだす羊子さん。
ふと、振り向いて葉子さんの写真や詞を眺めながら、ピアノを弾く指が動く。
「とどめたくても、とどめられないものばかりだよ・・・」
葉子さんの詞が、いつのまにかメロディーにのって羊子さんの口から溢れだす。ゾクゾクする。こんなことがあるなんて。
歌い終わって紹介する羊子さん。
「詞、栗原葉子!曲、今日いるお客さん、みんな!サンキュー!」
ラストは新しいアルバムにも入っている『水分』。
昼間のオープニングでも披露した曲だけど、このときの『水分』は違った。透明な気持ちになれた。スペシャルな1日を締めくくるにふさわしい歌だった。
YOKO×YOKO。二人から新しい何かが生まれてくる瞬間。その日、その時、その場所で集まったみんなで分かち合える幸せ。So Happy・・・
最後のうれしいサプライズは、「みんなで撤収!」
好きな写真や詞を剥がして、持って帰ってほしいと号令をかける葉子さんの言葉に、みんなせーので!
夢が夢でなくなる瞬間の
甘さ と 痛さ
だから
抱きしめなくていいんだよ
by yoko kurihara