新着トピックス

2007年02月09日

99.9%の有罪判決率にもめげず、カフェで作戦会議!〜movie from『それでもボクはやってない』

それでもボクはやってない.jpg

痴漢の現行犯として誤認逮捕されてしまった主人公の判決が出るまでを描く周防正行監督の最新作、『それでもボクはやってない』。

 無実を貫くために、検察官や警官たちの「罪をとりあえず認めて示談」という申し出を断って、裁判を闘うことにしたのですが、判決が出るまでに何度も行われる公判の後で必ず”反省会”が行われるのが近くのオープンな雰囲気のカフェ。

 時には同じ痴漢冤罪のため無罪の判決が出ながらも控訴されている経験者であり主人公の支援者の人が、時には主人公の親や友人たちが混じりながら、その日の公判での戦法や今後の闘い方について弁護士たちと話し合いをします。

 このシーン、弁護士の事務所などで行われていればもっと堅苦しい雰囲気がすると思うのですが、カフェで丁寧に役所広司演じる弁護士が公判での答弁や今後の戦略を語っているのはまるで見ている観客にもレクチャーしてくれているよう。

 裁判所のシーンがかなりの部分を占める裁判ムービーといえば難しそうと思ってしまいますが、さすがは周防監督。痴漢冤罪というとてもデリケートで他人事とは思えないようなテーマを丁寧に、冷静に見つめ、エンターテイメントとしても受け入れられる工夫がされています。
その上で、無罪を証明することの難しさという現在の法で裁く限界にメスを入れる実はかなりの骨太ムービー。これは見るべし!ですよ♪
『それでもボクはやってない』(06日本)

<director>周防正行
<cast>加瀬亮、役所光司、瀬戸朝香、もたいまさこ、山本耕史他

 フリーターで面接に行くためにあわてて通勤ラッシュの電車に駅員から背中を押し込まれた金子徹平(加瀬亮)は、下車直後に女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられ呆然とする。話を聞くだけだと諭され駅の事務室に連れて行かれたが、言い分も聞いてもらえず痴漢扱いされ警察に連行。署でもまともな捜査をされることなく、事実を認めて保釈してもらえと諭される始末。

身の覚えのない徹平は、無実を主張し続け、留置所に放り込まれてしまう。
徹平と女子中学生の言い分があまりにも違うという検察の判断で起訴処分にされてしまい、無実を立証するための長く辛い裁判が始まるのだったが・・・




posted by MusiCafe♪ at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 【Musicafe♪】おすすめ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。