新着トピックス

2007年04月21日

音楽の神様はどこにでもいるのです〜movie from 『フランシスコの2人の息子』

フランシスコの2人の息子.jpg

ブラジルといえば思い浮かぶ音楽といえばボサノバですが、この映画はブラジルで国民的人気を誇っているカントリーアコースティックデュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの自伝ともいえる作品です。

 田舎の小作農のフランシスコが息子たちをなんとか音楽で成功させてやりたいと最初に与えたのはハーモニカ。
農場で、家の中で暇さえあれば無我夢中で吹いていた雑音がついにメロディーを奏でます。フランシスコが自分の夢をつなぐことができると確信した瞬間。

 次には、なけなしの財産をつぎ込んで長男と次男にアコーディオンとギターを買い与えます。
誰かに教えてもらうお金もなく、弾き方も分からず途方にくれる子どもたち。

 とある村の祭りでアコーディオンを演奏していたプロに頼みこみます。「一度しか言わないからよく聞け!」とアコーディオンでリズムを叩き、ジャバラをその通りに動かすよう指示するアコーディオニスト。楽譜を見て弾くわけでもなく、適当に鍵盤を押えて後はジャバラをジャージャと動かし続けるだけ。それでも叩くスピードがどんどんと速くなり、テンションが上がってくるといつの間にかリズムが生まれ、音楽が生まれていくのです。とてもシンプルなレッスンだけど、私には目から鱗でした(笑)

 習うより慣れろ、自然と音楽は生まれてくる。楽譜なんて読めなくても音楽の神様は誰のところにもきっと平等にいるのだろうと思えました。

 彼らが音楽に取り組んでいく様子を中心に書いてみましたが、とにかく苦しくても葛藤しても支えとなるのは家族、そんな葛藤の末生まれたメロディーがブラジルの人々の心をしっかりと掴んだ様子は感涙ものです。

 関西では大阪のあと神戸でも上映が予定されています。
これは本当にオススメですよ!!!

『フランシスコの2人の息子』公式HPはコチラ

『フランシスコの2人の息子』“TWO SONS OF FRANCISCO”(05ブラジル)

<director>ブレノ・シウヴェイラ
<cast>アンジェロ・アントニオ、ジラ・パエス他

<story>
 周りは何もない田舎で小作人として暮らしていたフランシスコ(アンジェロ・アントニオ)は、最愛の妻エレーナ(ジラ・パエス)と彼らの7人の子どもと共に貧しいながらも心豊かな暮らしていた。

 息子をプロのミュージシャンにしたいと願ったフランシスコは長男のミロズマルと次男のエミヴァルにアコーディオンとギターを買い与える。耳にする音楽はラジオから流れてくる音だけの中で、独学で練習する彼らだったがなかなか芽が出ない。ようやく村の祭りなどでその歌声を披露し拍手喝さいされるようになったのだが、地代を払わず楽器にそのお金をつぎ込んだフランシスコに失望した地主であるエレーナの父はフランシスコたちを追い出してしまう。

 子どもたちのためにと州都のゴニアニアに移住したフランシスコ一家だったが、雨漏りのするオンボロな家で、豊かな自然もなく食料を買うお金にも困るような生活に、エレーナは涙ぐむのだった。そんな母の姿を見たミロズマルはエミヴァルを連れ、楽器を手に彼らが降り立ったバスターミナルに足を運んだ。家計を助けたかった彼らは演奏を始めたのだったが・・・
posted by MusiCafe♪ at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 【Musicafe♪】おすすめ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。