新着トピックス

2011年01月26日

シングルマザーの母娘に突然舞い降りた赤ちゃんは・・・〜movie from『Rickey』

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(c)Eurowide&Foz

『8人の女たち』、『スイミング・プール』、『僕を葬る』など、時には楽しく、時にはシリアスなストーリーテリングと人間描写に定評のあるフランスのフランソワ・オゾン監督の最新作が届きました!

今回のオゾンマジックはとってもキュート♪
シングルマザーの母娘とその恋人のちょっとぎくしゃくした家庭に生まれた赤ちゃん、Ricky(リッキー)には羽が生えていたのです。

賑やかになった一家、孤独だった娘のリザにも笑顔が戻るけれど、スーパーでリッキーが飛んでしまったばかりに、世間の好奇の目を浴びることになってしまいます。

赤ちゃんが出てくる映画といえば、コミカルであったり、赤ちゃんのかわいさだけに目を奪われることが多いのですが、オゾン監督は労働階級の暮らしぶりや工場での様子もしっかり描き、フランスの今起こっていること、人々の反応もきっちりと描きます。

リッキーという弟ができたことによって、目の輝きが変わってきたリザ、リッキーを守るために一丸となった家族再生の姿はリッキーという存在がもたらした素敵なマジック。

とにかくかわいくて、笑えて、心温まるこの冬一番ラブリーな『Rickey(リッキー)』。オススメですよ。
現在、梅田ガーデンシネマで上映中。
2月 元町映画館で上映予定。

予告編はコチラ

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映画詳細はコチラ
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2010年12月26日

男と男、男と女、さまざまな愛の行方は〜movie from『スプリング・フィーバー』

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久々に、刹那的な男と男、そして男と女の愛の姿が見える。そんな作品が現在元町映画館で公開されています。

「こんなにやるせなく春風に酔うような夜は、私はいつも明け方まで方々歩き回るのだった。」
〜「春風泥酔の夜」(郁達夫)より〜


アジアならではの熱気と湿った空気。その中で愛が始まり、愛が終わる瞬間を繰り返しながら、彷徨うごとく生きる男女の光と影を印象的な映像で描いています。濃厚な愛のシーンも情熱のなせる技といった感じ。音楽が低音で重厚に響き、その世界に浸れます。

同性恋愛の姿というよりは、選択肢の一つとして女性を選ぶか男性を選ぶかという性別の垣根を超える感覚は、観る人の性に対する寛容さや価値観が試されるかもしれません。

やるせない気持ち、恋の嵐に酔わされ、飲まれてしまうがいいような自分の感性に委ねて観る映画、是非一度ご覧になって下さい。

元町映画館上映スケジュールはコチラ

作品詳細はコチラ
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2010年12月12日

ポップと狂気が同居する新感覚を体験してみて〜movie from 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

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(C)2010「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会

今日は来年公開映画を先取り♪
大阪出身の瀬田なつき監督メジャーデビュー作品、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』をご紹介します。

東京藝術大学大学院映像研究科時代に黒澤明監督や北野武監督に師事したという瀬田監督の一番の特徴は、物語を通じて流れるポップな感覚。音楽やセットに日常の中の非日常的要素を取り入れ、カラフルでマジカルな瀬田ワールドをかるがると作り上げていくのです。

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(C)2010「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会

メジャーデビューの本作では、幼児期に残虐な事件に巻き込まれたトラウマや現在起こっている誘拐事件などヘビーな出来事を抱えたみーくんとまーちゃんが、二人だけの世界ではまるで別世界にいるかのようにピュアで猟奇的なラブストーリー!?を繰り広げます。

ヘビーなのにポップ、ミステリアスなのにキュート。
相反する要素が目の前に次々と表れ、観たことのない新感覚に驚くことでしょう。

若手成長株で、自主映画からメジャー映画まで幅広く出演しているみーくん役の染谷将太とトラウマと狂気のはざまで揺れるまーちゃんを熱演した目力美少女、大政絢のキャスティングも瀬田ワールドにマッチしています。

とんでもない空撮や、ありえないシーンなどツッコミどころも満載。
「嘘だけど」が口グセのみーくんと、みーくんがいなければ生きていけないまーちゃんのとびきりポップで切ない青春ストーリー。映画の新しい可能性が見えてきますよ。

2011年1月22日(土)より、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、109シネマズHAT神戸ほか全国ロードショー(配給:角川映画)。

公式サイトはコチラ

作品詳細はコチラ
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2010年12月04日

人生を豊かに生きるコツ、みつかります♪〜movie from『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』

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(C) Katsuyoshi Tanaka

Musicafe読者に120%オススメの素敵な映画が今日から梅田ガーデンシネマで公開されています。

アメリカで60年代から現代アートのコレクションを続けてきたハーブ&ドロシー夫妻の姿を日本人で現在ニューヨーク在住の佐々木芽生監督が彼らの魅力をたっぷり伝えるドキュメンタリーに仕立てあげました。

何が素敵って、この夫妻はとにかく「ブレない」。
公務員で結婚以来ずっとアパートに住み続けている二人は、自分たちで買える範囲で、買える大きさという決まりをきめたら、とにかく大好きなアートと触れ、その作品を作るアーティストと交流を重ねるのです。

しかも、有名、無名全く関係なく、アーティストたちの前後の作品も見たいと願い、彼らからも大いに信頼され、アーティストとの関係づくりにも共鳴しました。

佐々木監督がハーブ&ドロシー夫妻にそれぞれの作品を選ぶ基準を聞いたところ「好きだから」という非常に直感的でシンプルすぎる答えが返ってきて、映画にならないと慌てたそうです。
でも、この映画に一番描かれるべきことは、アートに触れたとき、頭で考えずに純粋に心で感じることなのだと気付き、作品作りが大きく前進したのだとか。

アートは心で感じるもの。そういうことを積み重ねた人生は、きっと心豊かになれるはず。

アメリカから届いた、素敵な夫妻のコレクター人生、是非ご覧ください♪

作品詳細はコチラ
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2010年11月28日

本物のロックスターの真実が今、よみがえる〜movie from 『ドアーズ/まぼろしの世界』

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(C) 2010 Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.

アメリカが一番アツく燃えていた60年代後半から70年代にかけて、若者の絶大なる人気を集め、今も人々の心の中に生き続けるカリスマボーカリスト、ジム・モリソン。

当時の映像を巧みに組み合わせながら、単なる伝記ではなく、時代の熱気をも再現するような力強いドキュメンタリーが現在公開中です。

『ドアーズ/まぼろしの世界』では、バンドの歴史を劇的に変える伝説のライブや、エド・サリバンショーに登場したシーンなども登場。詩人としての人生を歩むことを選んだジム・モリソンはその詞もどこか哲学的で、時代を越えて愛される普遍性を持っています。

ライブの迫力、観客の熱気、ジムがステージから消えても演奏しつづけるメンバー。そんなありのままのドアーズの姿を、自身もギターを演奏するジョニー・デップがクールなストーリーテラーで魅せてくれます。

今の時代にはない憤りや熱気を体感できる爆音系音楽ドキュメンタリー。
本物を観たい人には絶対オススメの作品です。

現在シネマート心斎橋で公開中。
神戸は12月18日から神戸アートビレッジセンターで公開。
作品詳細はコチラ
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2010年11月13日

Musicafe的大阪ヨーロッパ映画祭の見どころを紹介!OTOnaART presents 大阪ヨーロッパ映画祭特集@space eauuu

今日は18日から開催される大阪ヨーロッパ映画祭最新映画初上映より、Musicafe的オススメ映画をご紹介します。


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19日18:45〜『美女とパパラッチ』(10ポルトガル)

TVスターのマリアナと彼女を追いかけるパパラッチのジョアナが、パパラッチをしているうちに彼女を助けるハメになり恋に落ちるのだが・・・正統派ラブコメの要素満載。『ローマの休日』のようなリスボンでのデートシーンもあれば、『ノッティングヒルの恋人』のように風変わりな同居人がいい味を出していたり。主人公のマリアナもサバサバとしてとても魅力的な女性だし、苦境に追い込まれるジョアナのかわいいダメ男ぶりもはまること間違いなし。デートムービーにもオススメです。
上映前のポルトガルワインや、来日ゲスト勢揃いの舞台挨拶もあり、映画祭の楽しさを味わえること間違いなし!


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20日12:20〜/19:45『40』(09トルコ=アメリカ)

冒頭からサスペンスフルな展開に思わず引き込まれる力強い作品。主人公は小さいときから刑務所に出入りを繰り返し、さえない人生を送る男。アフリカからパリに進学した幼馴染に会うため密出国したらイスタンブールに辿りついてしまった男。そして、病院の医師と結婚したものの浮気を知り、娘を連れて離婚を考えている看護婦。境遇の全く違う3人の人生があるカバンによって引き寄せられ、それぞれの人生の歯車が狂いはじめる意欲的な群像劇。
劇中には、イスタンブールの下町の様子や、そこに住む人々の映像が随所に挿入され、イスタンブールの今を映し出しています。映画好きにおすすめしたい人間ドラマ。


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21日12:30〜『ブレンダンとケルズの秘密』(09フランス=ベルギー=アイルランド)

今年のアカデミー長編アニメーション賞ノミネート作品。アイルランドの国宝「ケルズの書」誕生のいきさつを息をのむぐらい美しいアニメーションでイキイキと綴っています。一部手書きのアニメーションは、その細やかな模様などケルトの伝統を見事に映像化していて、芸術の域。ケルト音楽を使って、大人のアートアニメーションに仕上がっています。アート好きの多いMusicafe読者のみなさんには一番のオススメ作品かもしれませんね。


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21日15:00〜『的中』(08クロアチア=セルビア)

元クロアチア軍の若者はポルノ映画に出ていたある女性を探し出す。ただ彼女を守ろうとし、何も求めない彼の目的は何なのか。戦争の深い傷を持つ男と女の話ですが、ナビゲーターの役割を果たすポルノ映画の相手役の男優(ジプシーの男)の語りやジプシー音楽が独特の味わいを醸し出しています。サスペンスを思わせる展開なのに、どこか拍子抜けして笑える場面もあるのが東欧ならではのユーモア。究極のラブストーリーの側面もあり、見ごたえあります。個人的には一番オススメ。

監督とのディスカッションやサイン会など映画祭ならではの体験もいっぱい。

朝一番の上映は【モーニング”Chaud"シュー】サービスが。モーニング上映前にネスプレッソ社特製本格エスプレッソ&モンシュシュ社特製バラのフィナンシェが来場者全員にもらえます!20(土)から23(火・祝)の朝一番上映が対象。美味しい特典ですね。

先日開催されたOTOnaART presents 大阪ヨーロッパ映画祭特集@space eauuuアーガイブから、最新映画初上映全作品のトレーラーや作品の映像がご覧いただけます。実際の映像を観て、お気に入り作品を見つけて下さいね!



大阪ヨーロッパ映画祭サイトはコチラ

最新情報はTwitterから!大阪ヨーロッパ映画祭Twitterはコチラ
タグ:OTOnaART
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2010年05月23日

女が描く11の嘘 女性監督オムニバス短編上映祭『桃まつり〜うそ』@プラネットプラスワンシアター

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今日は、現在開催中の女性監督オムニバス短編上映祭『桃まつり〜うそ』@プラネットプラスワンシアターをご紹介します。

11人の女性監督が一つのテーマで25分という時間制限のもと作り上げた短編を上映までてがけるユニークな上映会『桃まつり〜うそ』、大阪での上映がいよいよ始まりました。

連日監督が来場、週末にはトークイベントも開催され、女が描く「うそ」を堪能できますよ。

今回は、中でも関西出身監督の安川有果監督と、女優西山真来さんの作品をご紹介します。

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『FALLING』(26分)〜女だらけの衝撃バンパイアムービー〜

<監督>加藤麻矢
<出演>春山怜那、山田ゆり、西山真来

派遣社員のアベコは悪夢にうなされる夜を過ごしている。会社ではミスばかりで、解雇を言い渡されるアベコに同僚の梨花はいつもきつく当たるが、アベコは梨花の言いなりだ。同僚のいづみがアベコに声をかけても、耳を貸そうとしない。ある夜、梨花にナイフを渡されてカップルを恐喝したアベコは、刺されて死んでしまうのだったが・・・。

女優西山真来さんインタビューはコチラ


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『カノジョは大丈夫』(32分)〜純情男のコミカルさと哀愁と〜

<監督、脚本、編集>安川有果
<出演>前野朋哉、牧野鏡子、板倉善之

ファミリーレストランで働きながら平凡な生活を送っていた輝男はある日中学時代の同級生、明石幸子と再会する。住むところのない明石は輝男の家で暮らすようになるが、奔放な彼女に輝男は振り回されてしまい・・・。


安川有果監督インタビューはコチラ


他上映作品詳細や上映スケジュール、会場詳細はコチラ





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2009年12月10日

下手なラスベガスのショーより、こっちの方がずっといい!〜movie from 『バグダッド・カフェ』

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アメリカの砂漠に佇むバグダッド・カフェ。女店主のブレンダは自分の思う通りに動かない夫や家族にいつも怒鳴り散らしては、一人でお店を切り盛り。

 そんなある日、旅行中に夫婦喧嘩別れしたドイツ人女性のジャスミンが現れ、モーテルに留まることに。

 なぜか紳士服やマジック道具など得体のしれない荷物だらけの異邦人に懐疑的なブレンダはジャスミンが自分の娘と仲良くなったり、突然カフェがきれいに掃除されるのが気に入らなかったけれど、次第に彼女の存在を受け入れていくのでした。

 そして・・・

「下手なラスベガスのショーより、こっちの方がずっといい!」

とお客様で溢れ返るぐらい、ジャスミンが始めたマジックショーにブレンだの歌が加わり最強のエンターテイメントカフェ『バグダッド・カフェ』が誕生するのです。

 価値観が違う、あの人ヘン・・・自分の価値観からはみ出す人に対してどうしても拒絶反応してしまうけれど、それはあなたの何かを変える風かもしれません。

 あなたの周りに風は吹いていますか?
現在、九条のシネ・ヌーヴォにて蘇った『バグダッド・カフェ<ニュー・コレクターズ・エディション>』が絶賛公開中です!

 お見逃しなく!映画詳細はコチラ
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2009年12月09日

あなたは自分探し、私は自分から逃げていた・・・〜movie from 『ドゥーニャとデイジー』

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 アムステルダムに住む敬虔なイスラム教徒家族のドゥーニャと、シングルマザーの娘で奔放なデイジー。生まれ育った環境は正反対ながら仲の良い幼馴染だったが、18歳になったドゥーニャに見合いをさせようと故郷のモロッコへドゥーニャ一家は引っ越すことに。

 別れた恋人の子どもを身籠ってしまったデイジーは、自分の父親探しをするためドゥーニャを追いかけて自らもモロッコに旅立つ。

 父親を探し出し、自分の生い立ちに向き合おうとするデイジーに対して、道中でドゥーニャが言ったこととは・・・

「あなたは自分探し、私は自分から逃げていた。」

 信頼できる人と結婚するのが幸せと意に沿わない相手を押し付けられ、ルーツのモロッコに帰ろうとする家族から逃げるように父親探しに加わったドゥーニャ。

 人はそれぞれの生い立ちやルーツがあり、家族がいて、それを背負って生きていく。他ではない私の人生を歩んでいく。

 道中でドゥーニャとデイジーが見つけたものを、ぜひみなさんに見てほしいです♪

 オランダ発の等身大ガールズロードムービー。魅力的な二人と、彼女たちが旅するモロッコの風景にも満足度大のおススメ作品です。

 現在、九条のシネ・ヌーヴォで上映していますよ。
期間中、女子2人で鑑賞すると一人1000円になるうれしい割引実施中です♪映画詳細はコチラ
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2009年09月22日

市尾さんの鍋おいしかったね〜movie from『プール』

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 母京子(小林聡美)が働いているタイ・チェンマイのゲストハウスを訪れた娘のさよ(伽奈)。
4年前に自分と祖母を置いてタイにきた母親に聞きたくて聞けなかったことがあった。

 ゲストハウスのお手伝い、市尾(加瀬亮)が誘ってくれたタイ鍋パーティーで、母と二人になったさよは、思い切ってその理由を尋ねてみる。

 母の答えは予想通り、あっさりと、言い訳のない一言だった。

『だって、そうしたかったんだもん。』

 登場人物は、誰もどうしてその土地にやってきたのか詳しくは語られませんが、ただ一つ言えることは、この土地でそこにいる人々に囲まれての暮らしは、小さなしあわせに満ちているということ。

 短い旅行の中で、日本で暮らすさよが感じたこと。それは、映画を見ている私たちも感じることかもしれません。

 ゆったりとした気持ちにさせてくれる映画です。

映画詳細はコチラ
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2009年07月04日

愛があれば望みはある〜movie from 『ミウの歌〜Love of Siam〜』

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 幼馴染のミウとトン。家庭の事情は違うけれど、深い絆で結ばれた二人は、トンの引っ越しで離れ離れに。

 高校生になった二人が再開したタイ屈指の繁華街、サイアムスクエア。

ミウはおばあちゃんと死に分かれ、一人で暮らしながら友人と組んでいるバンドの作詞作曲を手掛け悪くない生活。でも何かが足りない。

トンは姉の失踪でぎくしゃくした家庭で母親の期待を一身に背負っていた。可愛い彼女はいるけれど、何かが足りない。

 再開した二人の少年が様々な愛の中で揺れ、傷つき、自分が愛するのは誰なのか、自分は何者なのかを見つけていく青春ストーリーです。

 本作は音楽映画としても見どころ十分。主人公ミウがおばあちゃんのピアノを弾いていたことから始まって、バンドの作詞作曲をてがけ、自身のトンへの想いを歌に乗せて甘い声で歌い上げます。親の期待を一身に背負い、それをヒシヒシと感じながら、自分は何者なのかと問い続けるトンの姿もかわいくて。
 
 タイの若き才能チューキアット・サックウィーラクン監督が、監督、脚本、音楽の作詞作曲と全てをこなし、タイで社会現象を巻き起こす大ヒットとなった本作。家族の愛にまで踏み込んで、様々な愛のカタチをピュアな感性で綴った感動作です!

上映詳細はコチラ
渋谷シネマ・アンジェリカ http://www.gojyu.com/

シネ・ヌーヴォ http://www.cinenouveau.com/


映画詳細はコチラ
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2009年04月25日

これが本当のインド〜movie from『スラムドッグ$ミリオネア』

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「クイズ$ミリオネア」で番組最高賞金を獲得したジャマール。スラム育ちで学もない彼に、なぜこの問題の答えが分かったのか。それぞれの問題をなぞりながら、ジャマールの子どもの頃からのストーリーが展開。幼少期に体験した母の死、その後の過酷な運命、忘れられない初恋、兄との確執等成長していくジャマールの姿と、随所に挿入される「クイズ$ミリオネア」MCとの駆け引きたっぷりのやりとり・・・

 特に印象的なのは、ジャマールの子どもの頃の場面。躍動感溢れる音楽やカメラワークが絶妙、見ていてワクワクします。

 ごみの山やトタン屋根のバラック集落も、こんなに絵になるなんて。その中、警察に追いかけられているのをまるで鬼ごっこのように楽しんで走りまわる子どもたち。
どんな小さい子どもでも自分で稼ぐことが生き続けること。貪欲に知恵(悪知恵も)を働かせて、小銭を稼いで・・・どんな状況でも人に頼らず、迷いもなく自分の力で生きていく子どもたちのたくましさに驚きます。

 ジャマールが生まれ育ったムンバイの発展して変わっていく街の様子、タージマハルで観光客相手に稼ぎまくる様子、スラム街の子どもたちを集めて稼ごうとするマフィアのような大人たち、ポリウッドの大スターがやってきたことで町中が大騒ぎ・・・どれもこれも見たこともない、でもそれが本当のインドの姿。

 ダニー・ボイル監督が描くインドキャストを使ったインド発ムービー。とても力のある映画、エンディングのポリウッド映画っぽいダンスもなかなか素敵。是非劇場でご覧ください!
映画詳細はコチラ
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2009年04月14日

映画音楽の神様のすべてがここに・・・〜movie from『モーリス・ジャールの軌跡 』

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 『アラビアのロレンス』をはじめ、『ドクトル・ジバコ』、『インドへの道』でアカデミー作曲賞を受賞、生涯映画音楽へ変わらぬ情熱を注ぎ続けた巨匠、モーリス・ジャール氏が先日(3/29)永眠されました。

 昨年11月、「第15回大阪ヨーロッパ映画祭」の名誉委員長として来日、在阪のファンとの交流を深めたジャール氏を追悼する上映会が中崎町プラネットプラスワン(カフェ太陽の塔2階)で開催されます。

 今回上映するのは、「第15回大阪ヨーロッパ映画祭」にて上映されたドキュメンタリー作品『モーリス・ジャールの軌跡』

 モーリス・ジャール氏が作曲に携わるようになった原点ともいえるテレビショー時代から、『アラビアのロレンス』劇中音楽担当となった経緯や、一緒に仕事をした監督たちの証言、ロサンジェルスの自宅で当時のことを語るジャール氏等、そのライフワークを存分に知ることができる作品です。

 映画に寄り添い、主張しすぎず、音楽が流れていることを観客が意識せずに自然に耳に入る映画音楽を理想としたジャール氏。
監督によっては音楽が入ることでだめになるようなシーンでも音楽を入れることを求める人もいる・・・と巨匠ならではの映画音楽への思いも随所で語られています。

 スクリーンの中の音楽で永遠に生き続けるモーリス・ジャール氏の魂は、いつまでも作品たちに感動を与え続けてくれることでしょう。

 この機会をぜひお見逃しなく!

モーリス・ジャール追悼上映『モーリス・ジャールの軌跡』@プラネットプラスワン

日時:2009年4月18日(土)、19日(日) 13:00〜/17:00〜
場所:プラネットプラスワン
    大阪市北区中崎町2丁目3-12パイロットビル2F(中崎第2ビル)
    アクセスはコチラ
料金:1500円
*特別上映も予定されています(1000円)。

http://www.oeff.jp/article1924.html



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2008年10月13日

写真映画、それは詩のような・・・〜movie from『ヤーチャイカ』

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 今日は11日(土)から17日(金)まで神戸アートビレッジセンターでレイトショー上映されている写真映画『ヤーチャイカ』をご紹介します。

 『千と千尋の神隠し』の主題歌を作詞した覚和歌子さんの詩集『ゼロになるからだ』に収録されている詩を元にした本作。

 普通の映画と違うのは、静止画像を10数秒にわたってみせるという、見ている方からすれば、その瞬間ぐっと画面にひきつけられ、想像力を掻き立てられるような、とても興味深い手法を取り入れています。

 本作の監督は、日本を代表する詩人である谷川俊太郎さん。覚和歌子さんとともに作り上げたフォト・ストーリーは、われわれが見たことのないような写真の可能性と映画の楽しみ方を与えてくれるでしょう。

 神戸上映最終日となる17日(金)20:40〜監督の谷川俊太郎さんによる舞台挨拶が予定されています。 

 非常に貴重な機会、お時間ある方は、ぜひ足をお運び下さい!

 予告篇で流れる丸尾めぐみさんの歌もすごくいいですよ。


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2008年09月20日

ビートルズ33曲で綴る、60年代アメリカ青春グラフティー〜movie from『アクロス・ザ・ユニバース』

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 ビートルズの楽曲33曲を使用し、それらの歌詞をセリフにあてはめるような形で、随所に愛を語ってみたり、体制への憤りやさまざまな主人公たちの気持ちを代弁していく本作。

 60年代はアメリカにとっても過渡期であり、ベトナム戦争が起こったことで反戦運動が高まりを見せるのですが、その時代学生であったマックスやルーシーたちもその影響を大きく受けていきます。

 一方、イギリス人で徴兵に関係ないジュードはそれらの運動に熱くなり、どんどん過激になっていくルーシーとのすれ違いに悩んだり。

 60年代から70年代にかけてのアメリカの若者たちの葛藤も、ビートルズの葛藤や歌が変化していった様子もよく分かる、普通のミュージカル以上にすごく納得したり、感じ入ることの多い作品。

 舞台『ライオンキング』の演出も手がけたジュリー・テイモア監督の美術面でのこだわりも見どころですよ。
映画詳細はコチラ
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2008年09月16日

「新作の打ち合わせをします。場所はいつものpepa cafeで」〜movie from『グーグーだって猫である』

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 愛猫サバの死後、全くマンガが書けなくなってしまった麻子先生(小泉今日子)。

 アシスタントのナオミ(上野樹里)たちが心配する中、ようやくグーグーと名付けた猫を飼い始めた麻子先生からの久々の呼び出し。

 いつも集まる吉祥寺、井の頭池が見えるpepa cafeで、麻子先生は新作のアイデアを次々と書いていくのだった。

 カフェのコースターの裏やペーパーに描かれた新作のキャラクターは、あっという間に年をとってしまう病気にかかってしまった少女の話。

 『8月に生まれる子供』、それは麻子先生にしか書けないマンガ。

 漫画家、大島弓子さんの小説をもとにした本作は、『8月に生まれる子供』にように、現実に作品として存在するマンガが多数登場します。

他にも、吉祥寺のスターパインズカフェ(秋山羊子さんもライブをされてます♪)や、コロッケが絶品の肉屋佐藤など、吉祥寺満載!

 ゆったりした気分で、大島弓子ワールドとかわいいグーグーを堪能して下さいね。

 映画詳細はコチラ
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